インド一人旅バックパッカー旅行記〜アウランガーバード
早朝アウランガーバード着
2006/1/22
早朝5時過ぎ。まだ暗い。駅はたくさんの乗客と野宿者でごったがえしていた。 駅の外に出ると、早速ジャパニ(日本人)を目ざとく見つけたリキシャ、タクシー、怪しげな旅行会社の客引きが寄ってきた。
とりあえず話を聞いてみたが、目当ての宿にまっすぐ連れて行ってはくれないだろう。
怪しそうでウザそうなので、着いていくのをやめて日が昇るまで駅で待つことにした。
日中は暑いが、深夜、特に朝方は冷え込む。
ジャンパーを着て、TGのブランケットにくるまり、駅のホームのベンチで横になった。
6時20分。うとうとしていたら、声をかけられた。
彼の名はアリム。 リキシャだ。
「宿を探しているんですか?」
と、1枚の名刺を差し出した。
ホテルの名刺で、裏に料金表が書いてある。
「このホテルは駅に近いし、チープで清潔、ホットシャワーもありますよ!」
「え!ホットシャワー?!」
熱が下がらず、丸2日間風呂に入らず、顔も洗っていない私に、「ホットシャワー」という設備はすごく魅力的だった。
「ホテルまでの送迎は、タダですよ!」そのホテルは本当に駅の近くだった。

まず一番安い部屋を見せてもらった。
肝心のホットシャワーを真っ先にチェックする。
生温かい、という表現以下の水温の水が出た。
しかし、私にとってその液体は、立派な「ホットシャワー」だった。予想通りホットシャワーが出るのは午前中だけ。それ以外の時間帯は水だった。
カギがちゃんとかかるか確認。
「OK、この部屋にします」チェックインで、パスポートの提示を求められ、コピーを撮るので預かると言われた。
本当か?と聞くと、他の外国人観光客のコピーのファイルを見せられたので納得した。
コピー屋が開くのは9時なので、預けることにした。

朝は寒い
8時にアリムにMTDCのオフィスに連れて行ってもらい、アジャンターツアーを予約した。
バスは満員、日本人カップルも2組いた。





バスは市街地を抜け、郊外に出た。そこに広がる、インド亜大陸の大地。
広い茶色の草原にポツンポツンと生える木。その大地は、はじめて見る光景だった。
「旅に出て良かったなあ…」 なんともいえない感動がこみ上げた。 これが欲しい為に、自分は旅に出たのだと実感した。
途中バスはレストランに止まり、休憩。アジャンター遺跡のふもとでバスを乗り換えた。