インド一人旅バックパッカー旅行記〜ジャイプル

ジャイプル、ジャパニ争奪戦

2006/1/27
早朝6時でも、すでにジャイプル駅のホームから、リキシャの宿勧誘合戦は始まった。
地球の歩き方」に掲載されている、少し高い2つ星ホテルを試してみたかったので、 「すでにホテルは予約済みや」
リキシャたちに言い、真っ直ぐ目当てのホテルに連れて行ってくれそうな運ちゃんを探した。

若い少年リキシャが名刺を差し出す。 「ウチは日本人がたくさん泊まってるよ!キレイでチープ!」
他のリキシャも負けてはいない。「ウチもジャパニコリアンが泊まってるよ!」
「ちょっと待ってくれ!トイレに行く」
「トイレはこっち、こっち!」

少年リキシャとおっさんリキシャ2人が私を取り囲み、トイレに案内する。
一番強気なのは、少年だ。 「この日本人はオレの客だ!オッサン、どいてくれ!」
といわんばかりに私をキープ!

結局、彼のリキシャに乗った。
まだ自分のマージンがもらえる宿のことを言っていたので 「言うとおりに行かんのなら、他のリキシャに乗るぞ!」
と言うと、しぶしぶ納得した。

インド一人旅〜ジャイプル

歩き方」に載っている「Pearl Palece
まず外観に感動した。一番安いシングルは350Rs、部屋をチェックすると、その内装と設備にまた感動した。
アイロンがかかった清潔な真っ白のシーツ、TV、Wベッド、フカフカの毛布、24時間ホットシャワー、テラス。
「ここにします!」
フロントの人は親切で好感が持て、咳と痰が酷い私を気遣い、ジンジャーティーを飲んだらいいよ、と言った。

さすがに350Rsの部屋は快適だ。たった2ドルの差でここまで違うのか?
改めて、インド1$、2$の価値がものすごいもんだということを実感した。

2日連続夜行生活でやつれた旅人

インド一人旅〜ジャイプル

鳩小屋が窓についているのが気に入った。

「これからどーすんの?1日100Rsでリキシャチャーターしてよ!行きたいとこ、どこでも行くから!」
少年はリキシャチャーターを勧誘してきた。
「まだ決めてない。個人で行くか、バス市内観光ツアーに参加しようと思ってるんや」
「バスは150Rs、オレのリキシャは100Rsだぜ?信じてくれよ!マジで!!」
「本当か?」
彼はサイフから、写真付IDを取り出した。
まず最初に生年月日に目がいった。1989年生まれ…若い!16歳か…自分とは兄弟というより、親子ほどの年の差といってもいい。
「信じてくれよ!!」
彼は今日の予約のために必死だった。
「朝何時?迎えに来るから!約束だよ!」
「…分ったよ、11時な」
「コレ、返すよ!」
駅からのリキシャ運賃10Rsを私の手に握らせる。
「オレを、信じて欲しいから!これはいらないよ!」
彼は16歳。
いや、もう16歳なのか…

約束の時間11時を過ぎても、少年リキシャは来なかった。 きっと私より上客をつかんだのだろう。

ホテル前に客待ちのリキシャがいた。1日チャーターの値段は200Rs。念のため、フロントとオーストラリア人宿泊客に値段を確認した。本当に200Rsだった。 オーストラリア人は昨日そのリキシャをチャーターしたが、いい人やったから、大丈夫だよ!と言った。
そのリキシャに乗って街中に行き、別のリキシャを紹介された。

「ワシの弟だよ」 赤いシャツに紺色チョッキの中年のオッサンだった。オッサンは、説明しながら見所をゆっくりまわるから、写真を撮りたかったら言ってくれ、と言った。
最初、見晴らしのいいに行った。

インド一人旅〜ジャイプル

塔から見えるのはタイガーフォート

インド一人旅〜ジャイプルのバザール

次にバザールを通った。赤い建物にひしめく店が延々と続く。壮観だ。道路に八百屋が並ぶ。

風の宮殿

インド一人旅〜ジャイプルの風の宮殿

期待していた風の宮殿は、思ったより小さかった。この前で長い間駐車できないので、じっくり見ることは不可能。

インド一人旅〜ジャイプルの風の宮殿

風の宮殿裏からは、ジャンタル・マンタル天文台が見える。

インド一人旅〜ジャイプルの風の宮殿 インド一人旅〜ジャイプルの風の宮殿

バザールを見下ろす。眺め良し。風の宮殿バザール側建物の廊下。

インド一人旅〜ジャイプルの風の宮殿インド一人旅〜ジャイプルの風の宮殿

風の宮殿内部には特に面白い展示物は無い。 人、車、バイク、ロバ車、チャリがひしめく。

「人の多いところでは、荷物に気をつけなさい。一人が”すいません”と話しかける。そっちに気を取られているうちに、もう一人が盗みを働く。カメラ、財布、時計。分かったかい?気をつけなさい!」

シティパレス

オッサンに盗難の注意を受け、シティパレス、ジャンタルマンタル天文台を見学。

インド一人旅〜ジャイプルのシティパレス

シティパレス。赤い壁に囲まれている。左の建物ディワーネ・カースにはギネスブックに載っている銀のでかい壺があった。

インド一人旅〜ジャイプルのシティパレスインド一人旅〜ジャイプルのシティパレス

この建物内部に入れないので、マハラジャが住んでいると思われる。

インド一人旅〜ジャイプルのシティパレスインド一人旅〜ジャイプルのシティパレス

美しい装飾が4種類あった
孔雀のタイル装飾

ジャンタルマンタル天文台

ジャンタルマンタル天文台カメラ持ち込み料が50Rsだったので、写真を撮らないことにした。 しかし、一番高い天文台からの眺めが良すぎて写真を撮りたくなった。

インド一人旅〜ジャイプルのジャンタルマンタル天文台

一番高い天文台からの眺めは抜群。シティパレス、タイガーフォートが見える。

インド一人旅〜ジャイプルのジャンタルマンタル天文台インド一人旅〜ジャイプルのジャンタルマンタル天文台

こうやって見ると、公園のオブジェに見える 滑り台に見える。どうやって使用するかは不明

一番高い天文台から降りると、インド人家族のおばさんに、一緒に写真を撮ってくれと頼まれた。ここでもおばさんの人気者?そして写真撮影後、フラフラしていると、係員にチェックされた。
「チケットを見せなさい」
そして、カメラ持ち込み料を払っていないのに、写真を撮っていたね?と注意された。
50Rsを支払った。カッコ悪り〜!

しっかし、よくもこんなに観光客がいる中で、私がカメラ代払って無いのに写真を撮った事がバレたことが凄いと思った。インド人は目が良いのだろうか。

昼食を食べに、食堂へ。
ターリーが60Rsと、高かった。店主に「高けーよ!」と文句を言うと「これはスペシャルターリーだよ!チャパティー、ライス、なんとかがどーので3種類もあるんだよ!スペシャルだよ!!」
値段の価値はあるのか?とりあえず期待して待つ。

リキシャのオッサンと同じテーブルは少しイヤやった。ウザくはないが、あまり馴れ馴れしくされて、オゴリを期待される心配があったからだ。

ターリーは、思ったよりショボかった。ボリやな、この店は…
手を洗いに行っていると、リキシャのオッサンはずうずうしくも私のチャパティーを自分の皿に取り、バターを塗っていた。
「オッサン、人のチャパティー勝手に食うな!自分のもんは自分で注文してくれや!」 オッサンの手からチャパティーを取り返すと、彼は自分で注文した。

私がターリーのことで不満そうにしていると、店の人が大盛りのナンを持って来た。
「これはタダやろうな?」 「そうだよ、店が親切でサービスしてくれたんだよ」
私のターリー代にリキシャのオッサンの代金が含まれていたらムカつくので、食い終わった彼が金を払うか見ていたら、ちゃんと払っていた。

白亜の美しいヒンドゥー教寺院

インド一人旅〜ジャイプルの寺院

中は修復中で、ペンキを塗ったり、壁画を描いたりしていた

マハラジャの墓

インド一人旅〜ジャイプルのマハラジャの墓

細かい彫刻が美しい。墓には見えない、寺院のよう

インド一人旅〜ジャイプルのマハラジャの墓インド一人旅〜ジャイプルのマハラジャの墓

ここを出た奥にも墓がある

インド一人旅〜ジャイプルのマハラジャの墓インド一人旅〜ジャイプルのマハラジャの墓

柱、墓で休む犬

インド一人旅〜ジャイプルのマハラジャの墓インド一人旅〜ジャイプルのマハラジャの墓

床は大理石。当然土足厳禁

インド一人旅〜ジャイプルのマハラジャの墓インド一人旅〜ジャイプルのマハラジャの墓

凧揚げをする子供
襲い掛かる寸前!キレかけの猿

ウオーターパレス

次にウォーターパレスへ。一見湖に浮かぶ雰囲気のある建物で、美しい景色だが、湖はヘドロで濁ってゴミだらけ、汚かった。

インド一人旅〜ジャイプルのウオーターパレス

<<ジャイプル、ジャパニ争奪戦トップ>>

<<BACK インドのコリアンタウン?ウダイプル | インドの土産物屋で品定め。見分け方を教わる NEXT>>