インド一人旅のバックパッカー旅行記〜ジャイサルメール

ジャイサルメール・ゴールデンシティの街並み

2006/1/31
荷物を担いで、さっきの旅行会社に行った。
「どーも!」
「問題は無かったかい?」

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改めてキャメルサファリのコースなどを聞き、フォートの中、旅行会社付近のボスの親戚の宿を紹介してもらった。後に、ある出来事〜彼らにとって重大なこと〜がきっかけで、私はこの宿の人たちと良い友達になることができた。

一番安い部屋が空いていなかったので、それより少し広いバストイレ共同75Rsシングル、いや、ダブルでもいい広さのマットレスがある窓付きの部屋になった。

「ようこそ!」宿の弟が握手を求めてきた。建物は歴史あるハーベリー。兄(ボスの親戚)がオーナーで、血のつながっていない弟と、村から出稼ぎに来ている少年の3人で経営していた。

キャメルサファリは2/2に決まった。1日350Rsで、食事代、水、諸経費全て込みだ。他の宿や旅行会社のグループと一緒のツアーなので、一人ではないから安心して、ということだった。これでとりあえず、ジャイサルメールでの予定は立った。

夜、ボスとレストランに行き、ビールを奢ってもろた。色々おもしろい話をした。
私「…インドの女性って、すっげー美人多いですね〜」
ボスは嬉しそうに笑った。
「インドの女性は、世界で一番美しいよ。この前、ヨーロピアンの年配の夫婦がウチに来たんだが、奥さんがいないところで男性が私に聞くんだよ(笑)”どこで、インドの女性を買えるんですか?”ってな(笑)すぐ”ジョークだ”って言ったけど。彼は多分キミのお父さんより歳をとっているはずだ。クサもやるしね。すごいだろ?」
「マヂで?元気やな〜。インド売春産業ってあるんですか?」
「あるよ。この街には無いけど、デリーやムンバイなど都会には売春宿がある。彼女達はリッチだよ。時々外国人観光客に聞かれるんだ。女を紹介してくれ、って」
「へーえ、知らんかったよ。インドに売春宿があるなんて!いくらぐらいなんですか?」
「…外国人観光客で、40ドルかそれ以上だ。インド人はもっと安いよ…ただし、ショートタイムだけどね(笑)」
「ハハハ!でも、インディアンプライスはそこにもあんのや!」
「私は嬉しいよ。キミが私を信用してくれて」
「そうですか〜、単純やからな」
「日本人は本当にいい人たちだ。しかし、いい人過ぎるのが、時々問題だがね」
「分るよ、そう思うよ」

「オランダ人にも好感を持っているんだよ。私はオランダに友達がいて、何回か私を訪ねてきてくれたんだ。これが、プレゼントだ。かっこいいだろ?」
夜は少し冷えたが、ボスは、オランダ人の友人からもらったフリースのジャンパーを1日中着ていた。登山用の本格仕様の、品質の良いものだった。
「ヨーロピアンは、親切やな。私はヨーロッパ行った事あるけど、人は良かったよ。あと、アメリカ人も親切やな」
「(笑)アメリカ人は”世界は自分ら(アメリカ)のもの”って思ってるよ(笑)」
「あー、思う思う(笑)」
それぞれの人種に対して思うことは、世界どこでもけっこう同じなのかもしれない。

リキシャでフォートまで帰り、宿に戻ると、ダイニングで宿の人たちが酒を飲んでいた。
「やあ!」弟に笑いかけられた。
「おっす」
「今日、楽しかったかい?」
「ああ!」
この街に来て、やたら私の周りは酒飲み、ヘビースモーカーが増えた。ボスもこの宿の人(使用人の少年以外)も毎日かなり酒を飲むし、この親戚の兄ちゃんも会うたびに「飲みすぎて二日酔いだ」というし、イシャーパレスのオーナーも毎晩みんなに酒を振舞ってくれるし、なんかおもしろい人が多かった。

2006/2/1
朝、宿のルーフトップレストランで、ボスと朝食をとった、昨日ビールを奢ってもらったお礼だ。目玉焼きトーストとコーヒーを食った。彼が読む新聞は、ヒンズー語なので、当然読めない。

そして、ジャイサルメールのフォート内の観光に行った。中央の博物館まで、ボスが案内してくれた。

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多くの民家の壁に、クリシュナのペイントが描かれていた。1月2月、ジャイサルメールは結婚シーズンで、毎日のように婚礼が行われるという。日付が結婚した日で、新郎新婦の名前が書いてあるとのこと。クリシュナを描いて、幸せを祈るのだ。後から、村の結婚式に連れて行ってもらった。

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フォートには見晴らしの良い展望台(砲台)が何箇所かある。城塞の街、ゴールデンシティ

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牛がいるのはインドの常識。たまに路地をふさがれる。

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周りは砂漠地帯

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砲台より、フォートの外を眺める。ここで見かけた韓国人グループと、同じキャメルサファリで再会した。博物館は、展示は少なかったが、屋上からの眺めは良かった。特に入場する必要は無かったかもしれん。

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フォート内のヒンズー教の寺院。

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昼食をとった食堂の屋上より。インドの家はなんかおもしろい。しっかし、ここ韓国人だらけ!ハングルの看板もある。韓国人宿もある。ウダイプルか?ジャパンはおらんなあ〜。高いところから、細々した街を見るのは飽きない。

左:ジンジャー蜂蜜ティー。しょうががひとかけ丸ごと入っているので、痛んでいる喉に効いた。
ベジタブルライス。野菜のピラフ。美味い!ちょっとおしゃれなレストランなので、量は少なめ。

日頃激辛濃い味付けが大好きなので、塩コショウをふりまくる!

この屋上レストランは静かでくつろげて雰囲気がよかったので、食後にまたジンジャーティーを頼んで、しばらく旅日記と友達へのハガキを書いた。

他の人とも話したが、ジャイサルメールは観光の街なので、潤っているというか、他の街より裕福というか、フォート内や近辺では、道で寝る人・家の無い貧しい人とかを見なかった。客引きもバスターミナルで待ち構えていたわりにはしつこくは無かった。

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宿泊した宿。玄関に座って携帯のゲームをしているのは弟。フロントには日本人がおいていった日本語の本があった。現在ホテルはそこの家の事情で閉館し、オーナーはレストランを営んでいる。

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夕方、ボスのところに行って最終的なサファリの予定を聞いた。そして、夕日が良く見える砲台に行った。

宿に戻ると弟がいた。「おかえり、元気?」彼はとてもみんなに愛想が良く、元気に挨拶をする少年だ。彼がとても一見、愛想が良く見え、そういうふうに振舞うのには、深いワケがあった。

「元気や、ありがとう。今夜はここで夕食を食べるよ」

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屋上でメシが出来るのを待つ。
「おーい!」「なんや?」
吹き抜けになっている階下から、弟が呼ぶ。
「キミはスパイス大丈夫かい?」「ああ、辛いのは大好きや!」「ナイスや!」

左:弟の作った夕食。野菜の煮物〜つーか、カレー(笑)。ココナッツ風味の甘いライス。ルーフトップレストランにて。

彼はとても料理上手だった。インドのメシは激辛香辛料好きな自分の口に合った。激甘な菓子は無理やったけど。

コーヒーは最初から砂糖は入っていないことがあるが、チャイは最初からすでに砂糖が入っているので、仕方無かった。

メシは全部が全部辛いのではない。米も美味かったし。でもやっぱ全てに味が付いているので、レタスとかのグリーンサラダや和風の味(松屋の豚飯が恋しかったな…)を食いたくなった。

日が暮れてきた。少し疲れたようだ。従業員の少年が来て、電気をつけた。昨日のトラブルつーかもめごとは疲れたな…ここで、そのことを旅日記に書いた。ビールを買いに行こうと思ったが、明日キャメルサファリなので飲むのやめとこう!いつしか夜中になり、寒くなったので部屋に行った。

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宿の屋上レストランから。

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