インド一人旅のバックパッカー旅行記〜ジャイサルメール

ジャイサルメール・キャメルサファリ1日目

2006/2/2
「行ってくるよ!明後日、戻るから」弟に告げた。
「気をつけて!キミの部屋、リザーブしとくからね!約束だよ!」

朝九時にボスの会社に行き、フォートの外の待ち合わせ場所に行った。同じキャメルサファリツアーに参加するのは、前に一度フォート内で会った韓国人3人グループと、フランス人カップルだ。1台のジープにぎゅうぎゅう詰めに乗り込み、出発した。

インド一人旅〜ジャイサルメール・キャメルサファリ〜バックパッカーの旅行記と旅情報

砂漠の出発点に到着すると、前日のツアーを終えた人たちと入れ替わるのだ。ツアーを終えた韓国人の若者グループと、同じツアーの人たち、キャメルドライバーと撮影。

らくだは思ったより背が高かった。一人1頭専用のラクダに乗る。長時間乗ると、けっこう、腰にくる。

インド一人旅〜ジャイサルメール・キャメルサファリ〜バックパッカーの旅行記と旅情報

しばらく進んで、一旦ラクダの餌を調達するため下車。ラクダの餌はけっこう高価らしい。上:羊の群れ。固まって動かない。

 

インド一人旅〜ジャイサルメール・キャメルサファリ〜バックパッカーの旅行記と旅情報

ラクダにもそれぞれ性格があるようで、早く進むラクダ、のろいラクダがいた。私のラクダはかなりマイペースで、途中で草を食ったり、道をそれたりしてキャメルドライバーに引っ張られる。真っ直ぐには進まない、団体行動ができないヤツだった。…ワシに似とるかも。

点々と草が生える砂漠を、ラクダは進む。時々他のキャメルサファリもみかけた。途中の村で水を汲む。※私たちの飲料水はミネラル

そして昼食。野菜の煮物とチャパティー、フルーツ。フルーツはオプショナルで韓国人グループが購入したものだ。

韓国人の二人は学生カップルで、ザックとユミ。もう一人の女性は日本語がかなり堪能だった。聞けば、彼女名前はヘナ〜は、中学まで大阪に住んでいて、学校で日本語を専攻して、現在は両親の転勤でオーストラリア在住、語学力を生かして空港勤務とのことだった。

韓国の若者は英語より日本語が上手い人がたまにいる。なんでジャイサルメールに韓国人がこんなに多いのか聞いたら、韓国でインド西部を舞台にしたドラマがあったのと、電波少年の猿岩石を真似た、若者の貧乏旅行のテレビ番組があって、みんなインドやアジアに行きたがるらしかった。

インド一人旅〜ジャイサルメール・キャメルサファリ〜バックパッカーの旅行記と旅情報

上:今夜の宿泊場所に到着。写真の日付は合ってないのはなぜだろう?インドの時間に設定してなかったからやと今気づいた!

砂漠といっても、エジプトみたいに全部砂ではない。砂岩地帯は規模が小さかったのが意外だった。今日の宿泊場所となる砂漠は、ここらへんで一番広い砂岩地帯らしかった。ラクダを放牧し、キャメルドライバーたちは夕食の準備を始めた。

夕暮れの砂漠。けっこー他の観光客もいてるので、足跡の無い場所を探した。

インド一人旅〜ジャイサルメール・キャメルサファリ〜バックパッカーの旅行記と旅情報

砂漠に沈む夕日。

夜はキャンプファイヤー。焼き芋(これも韓国グループが購入したもの)を食いながら、喋ったりした。キャメルドライバーにはかなり個性的なイギリス人の兄ちゃんと、いきなり大声でアイルランドの歌を歌いだすテンションの高いインド人のおっちゃんがいた。この二人は最後まで一緒だったが、かなり笑わせてもらった。イギリス兄ちゃんは26歳なのだが、白髪で体毛も白で、国籍年齢不明で、冗談を言ったらキレられるので、少し危ない青年だった。

ヘナは、とても知的で客観的に物事をみることのできる女性だった。
インド人って…」
彼女のインド人に対する見方は…

ある程度の階級の人〜学歴があって、都会の会社に働き、車や電子機器を所有しているような自分達先進国と同じ生活レベルの人〜とは、会話ができるし、そういう人は常識があるが、それ以下の人は、私たちとは住む世界が違う、とのことだった。

「たまに、外国人で、インドの人たちと友達になった気になっている人がいるじゃない?私、それって間違ってると思う。だって、結局、そのインド人って、店持ってたり、レストランとかホテルのビジネスをしている人じゃない?外国人旅行者は、”いいお客さん”だから、お金を使ってるから、彼らが親しくしてくれる。それを友達だってカンチガイしてるんだよ」
「ほーお、そうなんや〜」そこまで見ているのか?怖ろしい洞察力
「そういうとこ、韓国人や日本人より、白人の方が間違ってるよ」オーストラリアに住んでいる、ネイティブイングリッシュスピーカーの彼女が言うなら、そうかもしれん。子供の頃から、いろんな国で生活もしてるしな。
「でも、ムカつくけど、日本人はどこ行ってもナメられとる(苦笑)韓国人は、ナメられてないやろ?」
「そんなことない!韓国人も、かなりナメられてるよ」
「そうなん?」
「そうだよ。日本人は嫌われてはないけど、韓国人はすごく嫌われてるよ(笑)分るよ」
「えマジで?なんで?日本人からしたら、韓国人も日本人も台湾も全部同じに思えるけどな〜」

韓国人が嫌われている?…確かに、それは少し感じていた。なぜなら、どっかに入って「コリアンか?」と聞かれ、メンドクサイので黙っていて、再度聞かれて「ジャパンじゃ!」と答えたら、店員の態度が変わったり、数人に”日本人は好きやけど、韓国人は嫌いや”とはっきり言われたことが何度もあるからだ。

「韓国人はお金に細かいし、絶対妥協しないからだよ」
「ほほう、そうなんや」
「日本人や白人は、妥協したり、素直に支払うけど、韓国人は絶対妥協しないからね」
そうやったんか〜!だから嫌われてんのか〜!確かに、そういうとこはあるかもな。国民性か、性格もあるやろうが、そういう傾向の人が多いんやろうな。後から知り合う若い女の子も、不必要なとこでやたら小金にうるさかったみたいやしな…でも自分は、韓国人は好きである。

「最近海外、韓国グループ多いんな〜。いつも一人やし、誰も観光客いてないとこいって、不安になって、韓国人がおったら、妙に安心してまうんや(笑)」
「僕もだよ!日本人がいたら安心できるんだ」学生カップルの青年、ザック君が言った。
「そうやったんか〜!みんな同じやったんか〜!」
「そうだよ〜!」

順番に歌を歌うことになり、私は歌いたくなかったので、うたた寝をしているふりをした。そして火を消し、就寝。

<<ジャイサルメール・キャメルサファリ1日目TOP>>

<<BACK ジャイサルメール・ゴールデンシティの街並み | ジャイサルメール・キャメルサファリ2,3日目NEXT>>