インド一人旅バックパッカー旅行記〜ウダイプル

インドのコリアンタウン?ウダイプル

2006/1/26
最初、ウダイプルに来たのは失敗したかと思ったが、ここには美しい水の風景があった。 駅は新しくキレイだった。宿の斡旋を断り、まずリキシャシティパレスへ。ここは観光の中心地なので、リキシャ、宿の勧誘がしつこい!

インド一人旅〜ウダイプルのシティパレス

シティパレスのパンフレットより。
シティパレスは中身より、そこから見える景色が良かった。マハラジャが住んでいるところは厳重に警備している。

インド一人旅〜ウダイプルのシティパレス

シティパレスのチケット。どこもそうだがカメラ持ち込み料金はかなり高い。

インド一人旅〜ウダイプルのシティパレス

シティ・パレスから見たウダイプルの街

インド一人旅〜ウダイプルのシティパレス

中庭
建物の中で携帯の留守電を聞いたのだが、電波は通じるし、3本線も立っていたにもかかわらず、
途中で何度も切れたのでとうとう聞けなかった。

インド一人旅〜ウダイプルのシティパレス

細かいモザイクの細工が美しい。

インド一人旅〜ウダイプルのシティパレスインド一人旅〜ウダイプルのシティパレス

インドの金持ちらしいゴージャスな内装。

シティパレス内にあるWWFの店で購入したポストカード。寅年なので。虎は絶滅の危機にあるのだ。

インド一人旅〜ウダイプルの湖と宮殿ホテル

に浮かぶ宮殿ホテル島の宮殿。水を見ると、心が和む。

インド一人旅〜ウダイプルの湖

昼食は、湖畔のルーフレストランで。2人前以上あるボリューム満点の大盛りライスにでっかいチキンが入ったココナッツカレー。満足満足!

ベジタリアンの店が多いので、肉がある店では絶対肉か卵を食べておく。しかし、何でもカレーやな。
スパイスが効いているので、常に軽い下痢状態で腹はぺちゃんこである。

ジャグディシュ寺院

インド一人旅〜ウダイプルのジャグディシュ寺院

ジャグディシュ寺院。中で皆が熱心にお祈りをしていた。太鼓を鳴らして、合唱する。

インド一人旅〜ウダイプルのジャグディシュ寺院

外壁側面。繊細な彫刻が施されている。

インド一人旅〜ウダイプルのジャグディシュ寺院

鳩が多い。

バザール

インド一人旅〜ウダイプルのバザール

その後、バザールで品物を物色した。ゾウタクシーがやってきた。でかいなあ〜!!当然「乗らないか?」と勧誘。
シルバーの店が多く、ガイドブックに「ウダイプルではシルバーが少し安く買える」とあったので、シルバーのリングを探す。当然観光地周辺はツーリストプライスだから避ける。
どれも特に「これや!」というものは無い。日本のアジア雑貨屋や露天で売っているような、ありふれたデザインばかりだ。

そして、一軒の小さい店で好みのものを見つけた。
店主の兄ちゃんがデザインして、彼の両親が製作しているとのことだった。
ヒンドゥー文字をあしらったリングに一目惚れした。他にも、カッコイイと思えるものがあった。
ヒンドゥーリングは300Rs、高いのか安いのか分からない。でもどうしてもこれが気に入ったので購入。

他にも友人の土産を買う。値切って、ディスカウントしてもらったが、ジャパニ価格で多少は高く買わされただろう。でも本当に欲しかったので満足いく買い物ができた。
チャイを飲みながら、兄ちゃんと話した。
ウダイプルは異常に韓国人グループが多い。日本人は全くいない。ヘタしたら、「コリアンタウン」か?と思うぐらい韓国人ばかりなのだ。
彼に聞くと、この街に韓国人が住んでいるから、韓国からの観光客が多いらしかった。
本当か分からないが、今日は「コリアン祭り」なのだと言う。
「あとはヨーロピアンのグループが多いね。ジャパンは滅多に来ないよ。月に2,3回、一人旅のジャパニを見かけるくらいだね」
そんなことを話していると、韓国人グループが店にやってきた。学生ぽい青年だ。
彼はカウンターのリングを物色した。
「これ、いくら?」
「××Rs」
「高いな!」
そしてすぐに行ってしまった。
「…韓国人はすぐコレだよ(苦笑)日本人はとりあえず、話は聞いてくれるよ」

奥に行くにつれて、地元色になってきた。生活用品の店、靴屋、雑貨屋。サリー屋にはためく色鮮やかな布、スカーフが美しい。バザールを一周したので、そろそろゆっくり歩いて駅に向かう。
街外れの店で、大きな布を買った。
丈夫な布で、ベッドカバーにぴったりだ。青い色が気に入った。
値切って160Rs、本当か怪しいが店員曰く「ここは工場直営やから安い。観光地の店はツーリストプライスだけど、ウチは離れてるから、インディアンプライスだよ!キミはフレンドでスチューデントだから、更に安くするぜ!」
後から他の街で見た店の布のクオリティーと値段と、ここで購入した布を比較すると、得だったと言えた。

少年

日が暮れ、ウダイプル駅のホームで夜行列車を待つ。
キヨスクの前でコーラを飲みながら、タバコを吸っていた。
ふと、視線を感じた。 目の前のホームすれすれに、1組の家族が薄汚れた毛布を被って座っていた。 父、母、子供が2人。
視線の主は、12,3歳くらいの少年だった。
暗闇に光る、大きな白い目。彼は私から視線をそらさない

なんでだろう?
その視線の意味が、私には理解できなかった。
ガイジンやから?ジャパニやから?(彼にとったら)高級なコーラを飲んでいるから?高級なタバコを吸っているから?

どれも当てはまらなかった。
珍しい、面白い、好奇心、コーラが羨ましい。
そんな目ではない。
彼は父親に私のことを言ったのだろう。父親が一瞬私を見て、彼に何か言った。
何て言ったのだろう? それすら分からない。

その場でコーラを飲んでタバコを吸うのが、つらくなった。
何故か、私の心は罪悪感でいっぱいだった。

「ごめんな…キミの前で、コーラを飲んでタバコ吸って…」
少年は私から一時も目をそらさなかった。

そのときから一週間、私の脳裏にはその少年の姿が焼きついて離れなかった。
あの視線の意味を、毎晩寝る前に考えた。 ああいう目で見られたのは、初めてだった。
しかし、分らなかった。今でも分らない。私には、一生理解できないだろう。日本の普通の中流家庭で生まれ育った人間には。

今でもその少年の顔は、はっきり覚えている。

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